うつブログ

鬱と判断され数年。鬱だからこそ言えること、鬱になって日々闘う男のブログ。ちなみに相談もお待ちしてます。

ベタを笑うものはベタに泣く。

最近、凝ってるものが多すぎるなあ、と思います。

例えば、漫画やアニメ。魔法少女が喰われたり、最初から俺最強!みたいなキャラだったり、とあまり感情移入できないことが多いです。

ドラマだって大河ドラマが近代史になってたりしますし。

いや、別にいやじゃあないんですがね…。

でもね、やっぱり日本人ってベタが好きなんですよ。

時代劇や刑事ドラマ、特撮だってパターンがあるんですよね。だから何がいいたいのかというと、

ベタなものを下に見ない方がいいよ、ということ。案外有名になったものはどこかしらでベタがあるということ。

だからいい作品というのは、「ベタ」ー「〇〇」ではなく、「ベタ」+「〇〇」を付け加えたものなんだろうな、と思う自分でした。

捜査一課長が好きです。

昔から刑事ものをよく見ております。

はぐれ刑事とか、相棒とか、さすらい刑事とか、やっぱり面白いなあ、って思います。

で、面白いなあ、と思うところがいくつかありまして。

刑事ものってパターンがしっかりしてることが多いんです。(刑事コロンボとかのパターンもありますが)

だれかが殺される→捜査開始→何か見つかる→犯人が見つかる→自供→ED

という特撮と似たパターン化してるのがあるんですね。

でそういったパターン化してる中で最近好きなのが、捜査一課長というドラマ。

内藤剛志さんを中心とした刑事達が事件解決を目指すドラマなんですが。

ベタすぎるぐらいベタなんです。だけど、それを逆手にとってるようなパターン化、王道の素晴らしさをこれでもか!と詰め込んだドラマ。

それが捜査一課長なんです。

そんな中いいエッセンスを出してるのが、ナイツの塙さん演じる刑事。

芝居はうまくはないんです(むしろ下手に近いかもです…。)。でも演技派ばかりのこのドラマでは、塙さん演じる刑事がいい塩梅を出してくれてます。

最初はなんか嫌だった演技が、時が経つにつれて、好きになる。塙さんの演技ってそういう演技なのかもしれません。

そういう王道から外れるドラマが多い昨今ですが、こういった「王道」ってバカにできないなあ、とふと思いました。

生きてること

辛い。

しんどい。

逃げたい。

なのに。

生きてる。

なんでかなあ。

死のうとすると聞こえんだ。

あいつが笑いながら

こっちまだ早いぞって。

なあ、なんで死なせてくんねえの?

笑いながらさあ。

死なせようとせんとさあ。

…はあ。わかったよ。

生きるよ。

そのかわり、ちゃんと俺が死んだら

笑って酒のもうや。

昭和という時代と特撮

最近、ウルトラマンタロウを見るのが好きでよく、ファミリー劇場でやってるのを見るんです。

タロウって、結構天才肌だと思ってたんですけどそうじゃないんだなあ、って感じてて、楽しかったりするんですが。でよく見てみるとタロウって案外人に恨まれる回とか多いんですよ(それでもまだ明るい作風なんですが)

で、なんですがね。昭和ってやたらと悲劇的なヒーローって多い気がするんですよ。

ウルトラマンは最後負けるし、仮面ライダーは敵に改造された人間だし。ゴレンジャーなんて明るいイメージだけど、最初は所属してるところが壊滅するし。

って考えると…。昭和という時代は悲劇的な展開を好んでたのかなあ、なんてブログを書きながら思うのです。

戦争を体験し、辛い思いをしてきた人がスタッフとしていたからこそ、ある意味特撮におけるヒーローに自分を投影してたのかもしれません。

…あくまでも憶測ですが。